こんにちは。Horyです。
前回の記事では熱力学の定積過程と定圧過程の比熱におけるマイヤーの法則を導出するとともに二つの変化について簡単にまとめました。
今回の記事では熱力学における等温過程についてまとめます。
今回も頑張りましょう。
熱力学の等温過程
等温過程とは系の温度を一定に保ちながら準静的に変化させる過程のことです。
準静的過程に関してはこちらの記事に記載しています。
熱力学第一法則に当てはめてみましょう。

温度が変化しないということは温度に依存する内部エネルギーの変化は0とみなせます。
そして、流入する熱量と仕事量が一致します。
- 主役;系
- 仕事;外部がした仕事を正とする

高校物理では上のように等温過程の仕事や熱を答えさせる問題は出ません(積分が出るから)。
ただ、導出過程ぐらいは覚えておきましょう。
グラフでの対応
等温過程をグラフで対応させてみます。
対応させるグラフは二つでV-PグラフとV-Tグラフです。

これも覚えておくといいです。