アデニン/グアニン/シトシン/チミン/ウラシルの構造

生化学

こんにちは。Horyです。

今回の記事からDNAやRNAといった生物寄りの化学に関する記事を書きたいと思います。

その入り口として今回の記事ではDNAやRNAを構成する5つの塩基であるアデニン・グアニン・シトシン・チミン・ウラシルの構造に関して解説します。

今回も頑張りましょう。

プリン塩基とピリミジン塩基

DNAやRNAを構成する5つの塩基に関して解説する前にプリン塩基とピリミジン塩基の構造に関して解説しないと理解できないです。

プリン塩基とピリミジン塩基の構造を以下に示します。

  • プリン塩基・・・1,3,7,9位がN原子
  • ピリミジン塩基・・・プリン塩基の右側

DNAやRNAの5塩基

DNAやRNAの5塩基について解説します。

基本的に、アデニン/グアニン/シトシン/チミン/ウラシルは先ほど紹介したプリン塩基とピリミジン塩基を応用した構造になっています。

  • アデニン・グアニン・・・プリン塩基
  • シトシン・チミン・ウラシル・・・ピリミジン塩基

これらに関して個別に解説します。

アデニン・グアニン

アデニンとグアニンの構造を以下に示します。

  • アデニン・・・プリン塩基の6位がアミノ基
  • グアニン・・・プリン塩基の2位がアミノ基で6位がカルボニル基、1位がNH

シトシン・チミン・ウラシル

シトシンとチミンとウラシルの構造を以下に示します。

  • シトシン
    • 2位がカルボニル (=O)
    • 3位がNH
    • 6位がアミノ基
  • チミン・・・シトシンの5位がCH3で1位がNH
  • ウラシル・・・シトシンの6位がカルボニル基
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