こんにちは。Horyです。
前回の記事では複素数平面において、方程式を解いて、解を極形式表示して複素数平面上に図示する問題に取り組みました。
今回の記事では図形と複素数平面に関する初歩的な問題に取り組みます。初歩的な問題なので必ずできるようになってください。
今回も頑張りましょう。
図形と複素数平面
以下に示すのは図形と複素数平面に関する初歩的な問題です。

この問題を例に取り組みます。
重要なのは複素数平面であっても座標平面でのベクトルと同様に考えていいということです。
このように考えて複素数平面での図形問題に取り組みましょう。
(1)解答・解説
三角形の重心と座標の関係については過去にも話したのでここでは言いません。

以上が解答になります。
(2)解答・解説
こちらの問題もベクトルと同様に考えます。
平行四辺形は対辺が同じ長さ∧平行なので以下の公式が成立します。

(3)解答・解説
(3)の解答・解説です。ひとまず、この問題で用いる点の情報をまとめましょう。

ベクトルと偏角による二つの解答方法を示します。

偏角の場合は自分でやってみてください。同じ式が出ます。