こんにちは。horyです。
英語には「英作文」・「和文英訳」という分野がありますが、「勉強法が分からない」という声をよく聞きます。
今回の記事では「英作文」・「和文英訳」に取り組む際に絶対に意識しなければならないことをまとめました。
知らない・曖昧な表現を使わない
まず、「英作文」・「和文英訳」において一番重要な事です。
自分が「知らない表現」や「合っているか、間違っているかが曖昧な表現」を用いては絶対にいけません。
つまり、「自分が知っている表現」のみを使って書くことが重要です。
「知っている」の定義は以下のことです。
- 単語のスペルは合っているか
- 文法は間違っていないか
- 題目の文と状況が合っている表現であるか
自分が知らない・曖昧な表現を用いると必ずミスが生まれます。
英作文は書けるが得点できない
英作文を書くことはできるが得点ができないという場合は以下のことを確認すべきです。
- 知らない表現を用いていないか
- 合ってるかどうか曖昧な表現を用いていないか
- 文法的なミスをしていないか
- 題目の状況と合った表現を使っているか
この四つのことから自分がどのような点で減点されているかを分析すれば、勉強の指針が立つのではないかと思います。
そもそも英作文を書けない
英作文で「一文字も書けない」という場合です。
この場合は危機感を持った方が良いです。
これは、使える単語や表現を知らないことが原因で起こることだと思います。
そのため、教科書や英単語帳の例文などを読んで使える単語・表現を増やすと共に、表現の使い方を理解することが求められます。
英英辞典の活用
英英辞典を積極的に使用することをお勧めします。
英英辞典はアメリカ人やイギリス人が使う辞典のことで、難しい英単語を簡単な英単語によって説明してくれます。
簡単な英単語とは、アメリカ人やイギリス人の小中学生でも分かるような単語(文)でという意味です。(時として語源から説明してくれることもあります)
読解で難しい英単語・知らない英単語を見たら迷わず英英辞典を引きましょう。
そして辞書に書いてあることをノートにメモしましょう。
メモをする利点は以下の通りです。
- 知らない英単語の深い意味が分かる
- 文法的な使い方を教えてくれることがある
- 語源から知ることで、どのような状況で使用するか分かる
- 辞典に出てきた表現を英作文に利用できる
状況にあった表現が使えているか
例えば、日本語で「見る」という英単語はパッと思いつくだけで3つあります。
①「see」、②「look」、③「watch」
以上の3つはどれも「見る」という英単語ですが、「ニュアンス」は全く違います。
- ① see_無意識に目に入る、その結果「見る」
- ② look_意識的に見る
- ③ watch_見続ける
このようなニュアンスの違いを無視してしまうと減点されることがあります。
このようなニュアンスの違いは市販の英単語帳に書かれていることもありますが、英英辞典でないと詳しく書かれていないことがあります。
英語を読む (多読)
英語を読むことも大事です。
英語を読むことで見聞きした表現や話題などが思わぬところで役に立つことがあります。
英字新聞や英語で書かれた小説などがおすすめです。
英語を聞く
英語を聞くことがリスニング対策になるのは当然ですが、発音・アクセントを知る。きっかけにもなります。
日本では発音・アクセントの分野が軽視されている印象がありますが、将来、外国人と英語で会話したい・英語を活用したいと思っているなら発音・アクセントは非常に大切です。
発音・アクセントが駄目だと会話が通じません。
「どんな英語を聞けば良いの?」と悩むかもしれないですが、個人的には「ディズニー制作映画・アニメ」の英語吹き替えを聞くことをお勧めします。
ディズニー作品は「世界の国のあらゆる人種」の人が見るので、英語表現や単語も「簡単で平易」であることが多いです。
表現の言い換えを行う
最後に非常に重要なことです。
「表現の言い換え」を行う。これができるかできないかで明暗を分けます。
つまり、「難しい表現」を「簡単な表現」に置き換えることです。
例えば、次の和文の英訳について・・・
「私は機械いじりが好きだ」
「機械いじりが好き」をこのまま英訳するのは難しいです。
ただ、「機械いじりが好き」というのは「機械を見たり・修理したりすることが好き」と考えれば、書くことができるのではないでしょうか?
- 難しい表現を簡単な表現に置き換える
- 不要な情報は削除する
- 必要があれば情報を追加する
以上はとても大切です。
ただ、注意点として、「元の文と意味が変わらないようにする」という約束は必ず守ってください。
まとめ
今回の記事では「英作文」・「和文英訳」に取り組む際に絶対に意識しなければならないことをまとめました。
「英作文」・「和文英訳」のノウハウが分かると共に、英語の勉強の指針がたてれたのではないでしょうか?
私が英語勉強法について記事を書くのはこれで最後かと思います。
それでは、次回の記事でまたお会いしましょう。