剰余の定理を用いた基本問題 余りを求める

いろいろな式

こんにちは。horyです。

前回の記事では「整式の割り算」や「剰余の定理」「因数定理」について記事を簡単にまとめました。

今回の記事では剰余の定理を用いた基本問題の攻略を中心に記事を簡単にまとめました。

剰余の定理を用いた問題は以下の2パターンに分かれます。

  • 余りを求める問題→定番
  • 余りの情報から整式の値を求める問題

今回はこれらの問題について簡単に解説します。

問題 余りを求める問題

以下は余りを求める問題です。

この問題を解説します。

問題を解く前の状況整理

問題を解く前に少し状況を整理してみます。

剰余の定理を用いてまとめます。

問題を解く

状況整理でやったことを利用して問題を解いてみます。

前回の記事で「割る式の次数」>「余りの次数」と言いました。今回、割る式の次数は2次式なので、余りは必ず1次以下になります。

余りの情報から整式の値を求める問題

以下は余りの情報から整式の値を求める問題です。

この問題を例に解説します。

問題を解く

まず、状況を整理します。

以上をまとめると・・・

まとめ

今回は剰余の定理を用いた問題で、「余りを求める問題」と「余りの情報から整式の値を求める問題」を解説しました。

今回取り組んだ問題は基本問題なので必ずできてほしいです。

次回は余りを求める問題において二乗で割ったときの余りに関する問題の攻略に関する記事を出します。

二乗が出てくるとたいていの人はペンが止まる印象があるので、必ず理解しておきたいです。

タイトルとURLをコピーしました