こんにちは。horyです。
前回の記事ではベクトルに関する基礎的な事項について、ベクトルとスカラーの違いやベクトルの和・差を説明しつつ簡単にまとめました。
今回の記事ではベクトルと円に内接する正六角形に関する問題について簡単に解説します。
この問題はベクトルの和・差についての基本的なことを分かっているかを試す良問となっております。
問題 ベクトルと円に内接する正六角形
以下はベクトルと円に内接する正六角形に関する問題です。
この問題を例に解説します。また、以下に図を示します。
問題を解く前の下準備
まずは問題を解く前の下準備です。
この手の問題は以下のような手順で進めるのが効果的です。
- 補助線(対角線)を引く
- 平行で大きさが同じベクトルを見つける
上の手順で問題を解いてみましょう。
また、以下のことも非常に重要です。
（１）解答・解説
（１）の解答・解説です。まず、図形に補助線を引きます。
事前準備でも示しましたが、平行で同じ大きさのベクトルということを利用すると・・・
（２）解答・解説
（２）の解答・解説です。
以下のように補助線を引いた図形を示します。
図よりベクトルの和を利用して・・・
上に示した①と②の連立方程式を利用すれば答えを導出できます。
