ガラクトースとマンノースの構造 まとめ

天然有機物

こんにちは。Horyです。

前回の記事では単糖の中で最も試験に出やすいグルコースの構造に関して解説するとともに、フィッシャー投影法についても学習しました。

今回の記事ではグルコースほど試験では出てこないですが、単糖であるガラクトースとマンノースに関して構造をまとめたいと思います。

前回の記事を読んだことを前提で話が進むのでまだの人は読んどいてください。

今回も頑張りましょう。

ガラクトースの構造

ガラクトースに関して、まずは、知識をまとめます。

  • ガラクトース (ヘキソース_6単糖⇔炭素の数が6個)
  • ガラクトースが二体合体で二糖に・・・ラクトース (乳糖)
  • 大量合体で多糖に・・・アガロース (寒天)

まずは、フィッシャー投影図で鎖状構造を示し、グルコースとの違いを見てみましょう。

グルコースとガラクトースの違いは4位のHとOHの位置(上下の位置関係)が逆になっているというだけです。

そのため、グルコースの構造さえ頭に入れておけばガラクトースの構造は書けます。

以下のように平面的に記述してもOKです。

マンノースの構造

マンノースに関して知識をまとめます。

  • マンノース(ヘキソース_6単糖⇔炭素の数が6個)
  • マンノース+グルコースを特定の比で配合・・・マンナン (こんにゃく)

まずは、フィッシャー投影図で鎖状構造を示し、グルコースとの違いを見てみましょう。

グルコースとマンノースの違いは2位のHとOHの位置(上下の位置関係)が逆になっているというだけです。

そのため、グルコースの構造さえ頭に入れておけばマンノースの構造は書けます。

以下のように平面的に記述してもOKです。

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