「組合わせ」と「方程式」の問題

場合の数

こんにちは。horyです。

みなさんは、「組合わせ」と「方程式」が絡む問題を知っていますか?

今回は「組合わせ」と「方程式」が絡む問題を記事にまとめます。

念のため以下の記事を読んでおくことをお勧めします。

「組合わせ」と「方程式」の問題

以下は「組合わせ」と「方程式」が絡む問題です。

上記の問題について解説します。

問題を解く

以下の図のように考えます。

○の数を (x, y, z)と対応させ、11個の隙間のうち2つを選び、そこに仕切りを入れるという考え方です。

この考えが納得できなければ以下の (x, y, z) = (4, 3, 5)の例を見てください。

答えは組み合わせの考え方より・・・

別解について

別解として、x, y, zは全て1以上と考えて・・・

以上のように考えて、9個の同じ玉と9個の同じ仕切りを並べると考えても差し支えないです。

練習問題

以下は例題を応用した練習問題です。手を動かして解いてみましょう。

(1)の解答・解説

考え方は例題の別解と同じです。

以上から、8個の○と2個の仕切りを一列に並べる「同じモノを含む順列」です。

(2)の解答・解説

「組合わせ」で考えてはいけません!

「組合わせ」で考えるとかえって複雑になります。

こんな時に用いるのは「絞り込み」です。
一番大きいz (≦10) から絞り込みます。

以上より12通りです。

数学の「場合の数」・「確率」において、時には本問のように「絞り込み」・「数え上げ」・「樹形図」などを用いた総当たり的な方法が有効な場合があります。

ただ、総当たり的な方法というのはあくまで最終手段としましょう。
(数え上げは1つでもミスると中間点は一切もらえない・・・0か100か)

まとめ

今回は「組合わせ」と「方程式」が絡む問題を記事にまとめました。

よく復習しておいてください。

それでは、次回の記事でまたお会いしましょう。

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